來田氏は「私たちは自由に考えてみてもいいと思うし、そういうことの1つのチャレンジが、このオープンカテゴリーという考え方。ただエリートの場合は、平均的に3割ぐらい男性の方がパフォーマンスが高いデータもある。トランスジェンダーの人が、生まれた時に割り当てられた性別の影響がどれだけ残っていくのか、科学的なデータがまだ全然出ていない」と、過渡期であると説明した。

 さらに渡辺氏は「やはりエビデンスをしっかり集めてくるっていうことだと思う。男性の権利も、女性の権利も、そしてトランスジェンダーの権利も守らないといけない。トランスジェンダーがどういう位置付けになるのか。今、いろいろなエビデンスを集めている途中だ」と、冷静な議論を求めていた。
(『ABEMA Prime』より)
 

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肥大化する五輪...どう解消?IOC会長候補 渡辺守成と議論
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