だが力士の手がしっかりとついていなかったためか、次の瞬間、正面で審判長を務めていた元前頭・敷島の浦風親方が手を挙げて「待て待て待て待て!」と制止。取組は“強制ストップ”となり、行司や力士がキョトンとするなか、浦風親方が「手をつけ、ちゃんと!」と厳重注意すると、土俵上に緊迫した空気が流れた。
2度目の立ち合いは成立。突っ張った貴正道が一気の攻めを展開し、押し出して勝利した。貴正道は2勝目を挙げ、敗れた武蔵海は2敗目を喫した。
“立ち合いで8割が決まる”とも言われるほど、勝負の行方を左右する重要な要素である立ち合い。それだけに優位に立とうとするあまり立ち合いがおろそかにされてしまうことも少なくない。審判長の厳重注意には「怒られた」「こわい」と緊張した視聴者がいた一方、「手をついて」「まだまだ」と立ち合いの大切さを指摘する声も寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
「似すぎやろ」「ほぼ武蔵丸」元横綱に“激似”すぎる力士にファン騒然 期待の19歳に熱視線2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗





