永瀬拓矢九段
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 藤井竜王・名人が、公式戦・練習将棋含めて、プロ入り後に対人で指した数なら、永瀬九段に並ぶ者はいないといった関係だけに、ひとことに「印象」と聞かれても、まとまるはずものない。進行役を務めていた脇田菜々子女流初段(28)から、永瀬九段に対して、第4局で藤井・竜王名人と対戦することになった印象を聞かれると「藤井竜王・名人を倒さないと、このチームは倒せませんので、誰かがやらなければいけないので、それが今回、私からスタートするということです」とニコリ。さらに、藤井竜王・名人そのものの印象について改めて聞かれると「そうですね。長い方がいいですか?短い方がいいですか?」と得意げに笑った。

 脇田女流初段から「簡潔に」というリクエストが入ると「フィッシャーをよく勝たれていますし、何連戦しても冴えてくるタイプです」とポイントを押さえたコメント。ただし、ここで「ご自由に」とでも伝えていれば、それこそ大会史上最長のオープニングにもなっったかもしれない。ファンからは、このやり取りや永瀬九段のコメントに対して「永瀬嬉しくてニヤニヤが止まらないww」「永瀬さん面白い」「愛を語りますか」と笑いが起きていた。

ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合は監督と出場登録棋士4人の計5人が参加。全員が1局ずつ指す「ステージ1」と、ステージ1で勝った棋士が負けるまで指し続ける「ステージ2」に分かれ、5人を先に倒した方が勝利チームとなる。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
 

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