番組関係者は「密着相手の特徴をどの日常シーンで表現するか。しかも限られた条件で成立させねばならない。取材対象者との関係が最も大切になってくる」と語った。
では密着される側はどう感じているのか。密着取材経験者たちに話を聞いてみた。お笑いコンビ・ソラシドの本坊元児は「やっぱ面白い人と思われたい。面白いコメントを残そうとすることがあっても、“あざとさ”ってやっぱり出る」と明かした。
2018年から「山形県住みます芸人」として活動、農業に挑戦する姿を密着取材された本坊は、車での移動中に本音をこぼしてしまったという。
カメラは回っていたが、雑談などオフっぽい雰囲気で会話をしていたときのことで「『THE SECOND』が始まって『本坊さん出ないんですか?』みたいな。東京でハートが折れて『もう漫才で食べられへん』となって、いまさら『漫才15年以上の賞を作りました』って言われても、賞レース作りましたの上で踊らされるの腹立ってきますわ。出ている人はすごいけど」と語った映像が使われたそうで「ビックリしました。オフやったんちゃうんかいみたいな」と振り返った。
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