その道程が長く、険しかったことを凝縮するようなオーラス、そして結末だった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、3月25日の第2試合ではKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)が、今期17戦目にして待望の初トップを獲得。試合後のインタビューでは大粒の涙を流したが、トップが決まったオーラスの一局では、岡田の胸中がそのまま表情に出た場面が、次々とカメラに捉えられた。
オーラス南4局4本場(供託1000点)、親番の岡田は3万3800点でトップ目に立っていた。ただし2着目のセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)は3万2700点で、アガリさえすれば逆転トップ。さらに3着目のU-NEXT Pirates・仲林圭(協会)も2万6700点持ちで、ツモなら1000・2000でも逆転トップという僅差で、岡田としてはリードしているという感覚を持てないほどの状況だった。
最初にテンパイを入れたのは岡田。ただし、やや強引な仕掛けから中の後付けを狙ったところ、中を抱えていた醍醐に悟られ、止められてしまった。するとラス目で素点回復を狙ったTEAM雷電・萩原聖人(連盟)からカン8索でリーチ。これで萩原が1300・2600などをツモれば、岡田が醍醐に逆転されてしまう状況になり、もちろん萩原に放銃などできないことから一旦、中待ちのテンパイを崩さなくてはいけなくなった。
今にも泣き出しそうな岡田紗佳Mリーグ 日程
- 4月7日(月)
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- 4月8日(火)
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