■小原ブラス氏「初犯はもっと厳罰化してもいいんじゃない?”という感情」

小原ブラス氏
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 法務省(2016年)によると、性犯罪で有罪判決を受けた人のうち5年以内の再犯率は13.9%だという。福井氏は初犯自体を減らすことが重要だと強調し、「日本が圧倒的に遅れているのが、普通の性教育だ。例えば同意とはどういうことなのかを海外では小学生からきちんと教えていくが、そういうことも全然できていない」と訴える。

 TikTokerの岸谷蘭丸氏は、海外の性教育について、「(アメリカ留学での)性に対するディスカッションは衝撃的だった。彼らがすごく重要視してるのは、尊厳だ。人間としての尊厳をお互いにリスペクトしようという考えが非常に強い。そこに性は絶対に絡んでくる。性被害は圧倒的に尊厳が傷つくのが1番でかいと思うので、アメリカはそういう教育をすごくやっているし、個人的には良かった」と振り返った。

 コラムニストの小原ブラス氏は、「性教育が必要なのは前提として、その教育がなかったとしても許されないっていうのがどこかにある。こんなこと言ったら過激かもしれないが、1回でも子供に対する性犯罪を犯した人が、社会に戻っていいんだろうか。もっと厳罰化してもいいんじゃない?という感情的な気持ちは持ってしまっている」との考えを明かした。

(『ABEMA Prime』より)

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