園田は東1局、堀との2軒リーチを制し5200点の先制に成功。しかし二の矢を放てず、また得意の仕掛けも披露する場がないままに、2着目で南3局2本場を迎えた。園田の配牌は8種9牌、リャンメンターツもない凡庸な手。役牌の重なりや七対子、対々和などを志向し第1打は6索とした。この手が周囲の想像以上にスルスルと進む。
堀がカン7筒待ちでテンパイを入れた直後、園田は一万待ちの国士無双をテンパイした。残り枚数はわずかに1。その1枚がイーシャンテンの松ヶ瀬の手元に行く。松ヶ瀬は一旦これをホールドできたものの、テンパイしたその打牌が一万だ。園田は今期リーグ4例目となる役満・国士無双で3万2000点（＋600点、供託2000点）のアガリ。トップ目白鳥をかわし、6万点オーバーのダントツとなった。
園田「1年目以来の2度目の優勝を持って帰りたい」Mリーグ 日程
12月8日（月）
12月9日（火）
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