南4局1本場、園田は暫定MVPに駆け上がる親満貫をツモ。このまま終わらせても良いが、翌28日に試合のあるセガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)、醍醐大(最高位戦)、そしてKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)の3人に少しでも差を付けておくため、同2本場にドラ6索待ちで七対子をリーチ。しかしここでは白鳥が跳満をツモ。園田はトップを獲得した一方で、MVP争いからは惜しくも脱落した。
試合後はトップの喜びよりも、MVPを逃した悔しさが露わに。勝利者インタビューでは南4局2本場のリーチについて「(アガれば)ギリギリ最高得点(9万1300点)をかわせるんですよ!」と語り、MVP狙いと同時にもう一つの狙いがあったことを明かした。チーム歴代最高スコアでレギュラーシーズンを終えたことについては「最終週4半荘、MVPを取るために全部出させてもらって、無理させてもらっていたので、そこで僕がポイントを減らし続けていた。(このトップで)そんなに減らさずに済んで、良かったかな」とコメント。
最後に園田はファンへ「幸いなことに今年は、めちゃくちゃ調子が良いです。セミファイナル、ファイナルとこの調子を持続して、1年目以来の2度目の優勝を持って帰りたいと思っていますので、応援よろしくお願いします!」と宣言。リーグ史上2例目、2度目の戴冠までエースがけん引する。
【第2試合結果】
1着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)6万7000点/+87.0
2着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)4万6700点/+26.7
3着 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)5700点/▲34.3
4着 EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)-1万9400点/▲79.4
【3月27日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +1,115.5(96/96)
2位 U-NEXT Pirates +526.2(94/96)
3位 TEAM雷電 +330.3(96/96)
4位 セガサミーフェニックス +294.8(94/96)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +140.2(94/96)
6位 渋谷ABEMAS ▲206.0(96/96)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲413.9(96/96)
8位 EX風林火山 ▲751.3(96/96)
9位 BEAST X ▲1,075.8(94/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)




