【NASCAR】Straight Talk Wireless 400／ホームステッド-マイアミ・スピードウェイ（日本時間3月24日）
【映像】驚異の「ミニ四駆走り」炸裂で超接戦フィニッシュの瞬間
アメリカで大人気のストックカーレース、NASCAR（ナスカー）の第6戦「ストレートトーク・ワイヤレス400」が開催された。ステージ2のラストラップは2台のデッドヒートが展開され、おおいにファンを沸かせている。
NASCARは1レースが3つのステージで構成されており、ステージ1と2の勝者にはそれぞれボーナスポイントが付与される。今回のマイアミでまずステージ1を制したのは、5号車のカイル・ラーソン（シボレー）だった。
そしてステージ2のラスト1周となった時点で、トップ争いは11号車のデニー・ハムリン（トヨタ）と5号車のラーソン、トヨタ・カムリとシボレー・カマロという異なるマシンを操る2人のドライバーに絞られることとなった。
ここのオーバルトラックはターン（コーナー）が全部で4つ。2台のマシンがターン2を抜けてバックストレートに出ると、周回遅れの1台のマシンが前にいた。ここで一瞬詰まったハムリンを尻目に、大胆にインコースを取ったのがラーソンだった。思わず解説の桃田氏も「おぉー！ 下行ったぁ！」と興奮して叫ぶ。
インとアウトで異なるライン取りをした2台は、そのままの体制でターン4を通過。そして、ホームストレートの立ち上がりで、アウトへ膨れてくるラーソンのカマロと大外から捲り上げるハムリンのカムリが接近する。結果、カムリも加速の伸びをみせてほぼ横並びでフィニッシュ！ 僅かな差でステージ2のウィナーとなったのはハムリンだった。
視聴者のコメント欄も、「かなり激しいな」「ラーソンのミニ四駆走り」「壁との距離感すげぇ」「ラーソンはこういう走りが得意」「ハムリン逃げ切ったか」「ギリハムリンだ」「熱かった」「よく伸びた！」「差し返した」など、盛り上がっていた。
（ABEMA『NASCAR Groove』／(C)NASCAR）
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