【MLB】ナショナルズ 8−2 ドジャース(4月8日・日本時間9日/ワシントンD.C)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したナショナルズ戦で7回、相手3番手リバルタの落球からのダブルプレーが審判団に「故意落球」と判定される場面があった。この判定にナショナルズのマルティネス監督もブチギレ。審判団に詰め寄る様子に、球場は一時騒然となった。
1-8とドジャースが7点ビハインドの7回、無死一塁の場面で9番・バーンズが打席を迎えた。バーンズはナショナルズは3番手リバルタの2球目、内角高めのシンカーを打ち上げた。リバルタは落下点に入り、難なく捕球するかと思われたが、まさかの落球。“ヤベッ!”という表情を見せながら、急いでボールを拾い、一塁へ送球。走者パヘスが一二塁間に挟まれ、タッチアウトでダブルプレーとなった。
しかし、リバルタの落球に“故意”の疑いがあるとして審判団が集まり協議。最終的に「故意落球」と判断され、ダブルプレーは取り消された。この判定にマルティネス監督が納得いかず、審判団に詰め寄って猛抗議。球場には緊張が走ったが、判定は覆らず、試合は1死一塁から再開された。
試合の実況を務めた長坂哲夫アナウンサーが監督退場の可能性に触れると、解説を務めた元プロ野球選手の杉谷拳士氏は「(監督の抗議は)選手にとって嬉しい。代わりに言ってくれてるから」とフォローを入れた。
この一連のシーンに対し、中継を視聴していたファンからも様々な反応が寄せられた。「これはわざとじゃなさそう」「確かに全員あれってなってるw」「故意落球やんけえ」など意見が分かれたほか、「審判しっかりしろよ」「これは審判のミスやんか」など、審判へのツッコミも相次いだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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