中国の歴史は1949年、「建国の父」毛沢東氏から始まった。1966年から10年間は、大量の犠牲者を出すなど、負の歴史となる「文化大革命」が起きた。そして、毛沢東思想からの転換を図り、1978〜1989年に近代化と市場経済の導入を推し進めたのが、鄧小平氏だった。

 しかし1989年、経済活動の自由化が汚職や貧富の差を生み、学生らが民主化を求めるデモに発展した。鄧氏は民主化を求める学生や市民らを武力で弾圧。天安門事件は今も中国で触れてはいけない大事件となった。

 胡錦涛総書記の時代には、それまで42年間GDP世界第2位だった日本を追い抜いた。そして2013年に登場したのが、習近平氏だ。絶対的な最高権力者として、国家主席の任期制限を撤廃する憲法改正も行った。

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