青嶋未来七段
拡大する

 大会期間中、追い込まれる時間よりリードする時間が圧倒的に長かったこともあってか、中部の控室は常にリラックスムード。これが好結果につながったのか、試合後に青嶋七段も「チームのみなさんが非常に強力なメンバーで、安心して戦えた面は大きい。団体戦ですので、対局が終わった後に出迎えていただいたり、みんなで検討したり、そういうのがモチベーションになっていい結果につながった」と振り返っていた。

 そんな雰囲気を象徴したのが、優勝決定直後の控室だ。伊藤叡王を下し優勝を決めたヒーロー、青嶋七段が戻ってくると、監督・杉本昌隆八段(56)をはじめ4人が立ち上がってお出迎え。1人ずつタッチを交わして喜びを分かち合うと、藤井竜王・名人もニコニコな笑顔。青嶋七段からはガッツポーズも飛び出し、ファンから「お疲れ様でしたー♪」「にっこにこ」「聡太うれしそう」「未来先生、かわいいな」「いい笑顔だ」といったコメントに溢れていた。

ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合は監督と出場登録棋士4人の計5人が参加。全員が1局ずつ指す「ステージ1」と、ステージ1で勝った棋士が負けるまで指し続ける「ステージ2」に分かれ、5人を先に倒した方が勝利チームとなる。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
 

この記事の画像一覧
【映像】チーム中部、2連覇達成の瞬間
【映像】チーム中部、2連覇達成の瞬間
【映像】中部、藤井七冠「ひょえ~!」のリアクション
【映像】中部、藤井七冠「ひょえ~!」のリアクション
【映像】敵も仲間も感服!?藤井七冠、超一流の間合い
【映像】敵も仲間も感服!?藤井七冠、超一流の間合い
この記事の写真をみる(2枚)