■「娘たちに面倒を見させるのは…」梅本さんの“今後”は
梅本さんによると、元気なころの妻とは“いざという時”について話していなかったそうだ。「話ができていたら、衝動的にも殺そうとは思わなかっただろう」。そんな梅本さんも、現在82歳。「娘たちに面倒を見させるのは大変だ。自主的に施設へ入ろうと思うが、今の段階では簡単に入れない。要介護3以上を求められたり、施設が満員で入れなかったりする。娘たちとも相談しないといけない」。
その上で、「介護は1人ではできない。施設やケアマネジャーに相談してほしい。ただ、ケアマネジャーにも実力差がある。認知症についての質問に答えられない人が続き、やっと4人目に“ツーカー”で話せるケアマネジャーに出会い、その人から『家族の会で勉強してきてください』と言われた」とメッセージを送った。
公益社団法人「認知症の人と家族の会」は、全国47都道府県に支部が存在し、各支部で定期的に集いの会を開催している。認知症の家族の介護する人が参加して、認知症の知識と介護の方法を共に学ぶ。また、介護の悩みや苦労も、参加者で共有している。(『ABEMA Prime』より)
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