【NASCAR】第10戦 Jack Link’s 500/タラデガ・スーパースピードウェイ(日本時間4月28日)
アメリカで人気ナンバーワンのレース、NASCAR(ナスカー)の今季第10戦がアラバマ州タラデガで開催された。マシンが連なって走ることの多いNASCARだが、トヨタ車のみ6台が連なって編隊走行するシーンに、日本の視聴者も大盛り上がりとなった。
戦いの舞台であるタラデガ・スーパースピードウェイは、非常に大きなオーバルトラックで、コース幅が広いうえにコーナーの角度がゆるいため、マシンが横や縦に並び集団になって走ることが特に多いコースだ。編隊走行中は、空気の流れをどう読むかや燃費のマネジメントが重要になるため、レース中のポジションに加えてピットタイミングなど、チームごとの戦略がものをいう。
そういった理由もあり、レース序盤、各マシンは横並びの2ワイドや3ワイドは当たり前、後方では4ワイドにまでなって走行していた。しかし29周目、先頭集団が1列になって飛び出したが、19号車チェイス・ブリスコーを先頭に、6番手の45号車タイラー・レディックまで、前から6台すべてがトヨタ車で、カムリが6台編成の列車のような編隊走行となっていた。
ここで解説の桃田氏が情報をキャッチし、「トヨタ組は燃費走行をやめたそうです。とにかく早めにピットへ入る設定で、全開走行だと。だから(編隊走行から)外れました」と解説している。チーム戦略だけでなくメーカーごとの戦略も絡んでくる、高度な戦略性に、改めてNASCARの楽しさを感じた人も多いだろう。
この“トヨタ列車”を見た視聴者からは、「トップ6トヨタ!」「燃費諦めた」「燃費やめやめ」「トヨタ全開w」「トヨタ勢が仕掛けたのか」「チームじゃなくメーカーで作戦を変えたんだ」「カムリ6台w」など、トヨタを応援するコメントが寄せられている。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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