将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負が4月30日、東京都大田区の「羽田空港第1ターミナル」で第2局2日目の対局が行われている。超難解な一局は、夕食休憩を経て夜戦へ。両者ともに重要な局面を迎えており、今後の展開から目が離せない。
空の玄関口・羽田空港を舞台に争われている第2局。本局は、後手番の永瀬が「3三金型角換わり」に誘導し、構想合戦の一手一手が重く難しい将棋へと発展した。1日目は千日手を巡る繊細な駆け引きが繰り広げられたが、前日に挑戦者が封じた一手は後手から開戦の意思を示すものだった。
長い序盤戦を経て突入した中盤戦も超高難度な展開に。攻め合いへと発展したものの、ABEMAの「SHOGI AI」は2日目夕食休憩を迎えても依然として“互角”の数字を表示している。ぎりぎりの攻防戦が予想されている夜戦では、どのようなクライマックスを迎えるのか。
藤井名人の開幕2連勝か、永瀬九段が追いつくのか。白熱の終盤戦の模様から目が離せない。持ち時間は各9時間。
夕食メニューと両者の残りの持ち時間は…?




