【MLB】ブレーブス 3—10 ドジャース(5月3日・日本時間4日/アトランタ)
ドジャースの佐々木朗希投手がブレーブス戦に先発登板。5回、自己最多の98球、6安打、1被本塁打、4奪三振、2四球、1死球、3失点の内容でメジャー初勝利を挙げた。この日は最速96.7マイル(155.6キロ)だった。
前回のパイレーツ戦では5回2/3、93球、5安打、1被本塁打、4奪三振、3四死球、3失点でメジャー初勝利はまたもお預けとなった。ここまで6試合に登板し、0勝1敗、25回1/3を投げて、18安打、3被本塁打、20奪三振、18死球、10失点、 防御率3.55の成績を残している。
メジャー初勝利を目指して7度目のマウンドに上がる予定だった佐々木だが、プレーボール直前に雨天中断が決定。3時間6分遅れでようやく開始された。
初回は先頭のバードゥーゴをレフトフライに打ち取り、1死一塁で強打者・オズナと対戦。カウント2ー2から5球目、真ん中高めに96.4マイル(約155.1キロ)のストレートで見送り三振に切って取った。さらに2死一、二塁とされてマーフィーとの対戦でもカウント2ー2から5球目に力強いストレートで空振り三振とした。
1点リードして迎えた2回は、1死二塁からホワイトにスライダーをライト線に運ばれるタイムリースリーベースを許した。後続はサードゴロ、ショートライナーに打ち取ると、その裏に大谷翔平の第8号ソロホームランなどで2点をリードする。
3回は2つの三振をとって、2死ランナーなしでオルソンは四球で出塁を許したが、続くマーフィーをサードゴロ仕留めて無失点とした。打線が4点を追加し、7ー1と大きくリードして迎えた4回は、先頭のアルビーズにソロホームランを許す。さらに下位打線の連打でこの回に2点を失った。
80球を超える佐々木だが、5回のマウンドにも上がると、センターフライ、サードライナー、ショートフライと野手に助けられながらも5回を投げ抜き、勝利投手の権利を持って降板。マウンドを降りる姿からは疲労が見え、下を向き顔の汗を拭いながらダグアウトへと戻っていった。この日の佐々木は5回、自己最多の98球、6安打、1被本塁打、4奪三振、2四球、1死球、3失点の内容だった。
佐々木降板後は、中継ぎ陣が無失点継投。8回にはフリーマンが古巣相手にダメ押しとなる3ランホームランを放つなど、2桁得点に。ドジャースは7連勝としている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


