この対応の差に、憲政史上初の“マッチングパパ活辞職”をした宮沢博行元衆議院議員は、「偽名だからといって、処分が重くなるのはバランスを欠くんじゃないかと思う。『無期限党員資格停止』は極めて重い。除名に近い。しかも党の倫理委員会の審査を経ずに即断即決してしまったわけで、玉木氏とは手続きにおいても違う」と批判する。

 ちなみに宮沢氏の場合、パパ活アプリでは国会議員であることは伏せつつも、本名の「ひろゆき」を名乗っていた。「下の名前で、ひらがなでやっていた。世間話や仕事の話は互いにするが、『会社がどこか』や漢字の本名、フルネームはお互いに聞かないのが不文律の“マナー”だ」。

マッチングアプリ業界で新たな動き
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