勝利した藤井名人は「相矢倉自体公式戦で指すのはかなり久しぶりだった。全体を通して距離感をつかむのが難しかったと感じている」とコメント。次戦に向けて「ここからは第4、5局と一週間程度で続いていくことになるので、準備も含めてしっかりとやっていかなければいけないと思う」と気を引き締めていた。一方、永瀬九段は「全体的には主導権を握れず、面白くない将棋になってしまった」。後がなくなったが、「体調に気を付けて精一杯準備したい」と背水の陣を見据えていた。
この結果、シリーズは藤井名人が3連勝で永瀬九段を大きく突き放す展開に。2戦連続の空港対局で白星を飾り上昇気流に乗った藤井名人がこのまま一気に勝負を決め切るのか、永瀬九段が待望の初勝利を飾るのか。大勝負となる次戦から目が離せない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





