大逆転のチャンスをあえて手放す選択を、地球上で誰が取れるのか…。「朝日新聞Mリーグ2024-25」ファイナルシリーズ、5月13日の第1試合でセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)が南4局で熟考の末に選んだ牌が正解に。放送席は「こんな怖い選択、よくできるな」と騒然となった。
場面はオーラス、南4局だ。1万7600点持ちのラス目に沈んでいた醍醐だが、配牌はドラの8索が1枚、さらに赤五万・赤5筒と全て使えれば満貫確定というチャンス。面子手、対子手どちらの可能性もある中、間違えることなく打ち進めると8巡目に9索を引き入れたところで七対子のテンパイを入れた。
選択はドラの8索単騎か、三万単騎かの2択。仮にドラ8索をツモるようなことがあればリーチ・ツモ・七対子・ドラ2・赤2の倍満となり、ラス目から大逆転トップの可能性もある。ここで熟考に沈んだ醍醐だったが、河に放ったのは8索。あえて打点ダウンの可能性がある三万単騎でリーチをかけた。
醍醐大の神選択Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




