必死に戦った男の涙は、かくも美しい。「朝日新聞Mリーグ2024-25」ファイナルシリーズ、5月16日の第2試合はセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)がトップを飾り、チーム初の優勝を掴み取った。最終局は一度諦めたテンパイが奇跡的に復活、直後にロン牌を仕留める劇的決着。今期、Mリーグを席捲したMVP男が、最後の最後まで主役だった。
第1試合では浅井堂岐(協会)が痛恨の箱ラス。暫定2位で最終戦を迎えることとなった。シンプルな優勝条件はトップを取り、54.5差で追う暫定首位のU-NEXT Piratesを3位以下に沈めること。相手が2着の場合は14,600点差以上を付ける必要がある。こうした条件戦を前提に始まった今期のMリーグ最終戦は起家からTEAM雷電・萩原聖人(連盟)、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)、醍醐、U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)の並びで始まった。
セガサミーフェニックスの初優勝が決定Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




