自らが放銃して、決まってしまったセガサミーフェニックスの優勝。選手間同士の対局終了挨拶が終わっても、園田は現実を受け止めきれなかったのか、席から立ち上がることができなかった。他の選手が立ち上がってからの7秒間の静寂。実況を務めた日吉辰哉(連盟)は「園田は立てない!」と伝えた。
そんな中、画面には優勝こそ逃したもの、大きなプレッシャーを背負いながら戦った男の背中が映っていた。ネットには「涙が止まらない」「さすがに泣いてまう」「輝く瞬間を来期こそは」などの声が寄せられていた。
なお、閉幕式終了後に行われた囲み取材で「席に長く座っていた理由」を記者に問われ、園田は「負けたなって。何で七萬トイツなんだろうって考えてました。それと茫然自失といいますか、すぐ立って出ていくのを考える余裕はなかったという感じです」と答えていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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