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【映像】「ガツッと主砲級を」と語る天彦九段の表情
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 振り飛車党に完全移行した“貴族”の今期の構想やいかに?将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2025」は、5月24日にドラフト会議の模様が放送される。佐藤天彦九段(37)は「今のイメージとしてはガツッと主砲級を揃えたい」。重複上等!「実績がある人たちを中心に」と超ガチモードのチーム天彦が見られそうだ。

【映像】「ガツッと主砲級を」と語る天彦九段の表情

 前期は勢いのある若手とチームを結成。中でも山本博志五段(28)は藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)、羽生善治九段(54)、豊島将之九段(35)と棋界のスーパースターから次々金星を飾るなど大躍進を遂げ、個人賞の敢闘賞を獲得した。チームとしての結果は予選敗退となったものの、佐藤九段も「(斎藤明日斗六段を含め)非常にうまがあって、空気も良く手応えも感じていた」と振り返っていた。

 そんな佐藤九段だが、今期のレギュレーション変更はチーム構想にも影響したという。「12チームから8チームとなると、A級棋士でさえも選考対象。強豪棋士がかなり獲りやすい環境になると思うんですよね。そういう意味では若手や中堅が選びづらくなる。実際今回、僕としても今まで実績がある人たちを中心に選んでみようかなと思ってまして。そういう風に考えたくなるような、そういう変更だったかなと思います」。

天彦九段の具体的なチーム構想は…?
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