まさかのハプニングが再び発生したのは、十日目だった。序ノ口五枚目・錦丸(朝日山)と序ノ口五枚目・原(八角)の取組前の出来事。

 体重220.5キロの角界屈指の巨漢・錦丸は、健康診断の際に採血に45分を要して悪戦苦闘したことが話題を呼んだ力士。この日、錦丸は四股名を呼び上げられると、土俵に上ろうとしてまさかの転倒。再び起こった予想外のハプニングに、向正面で審判を務めていた元関脇・旭天鵬の大島親方はチラチラと見つつ我慢していたが、限界に達し笑顔があふれてしまった。隣に座っていた呼出も下を向いて肩を震わせ、チラ見しては必死に笑いを堪えようとする姿に「こらえきれない大島親方」「わろてるやんw」「大島親方はツボに入ったみたい」「呼出さんw」などの声が相次いだ。

 なお、森麗と錦丸。いずれの力士もこのハプニングの後に白星を挙げており、森麗は1勝6敗で今場所を終え、錦丸は3休ながら4勝負けなしで場所を終えている。

 真剣勝負の土俵上で偶然発生したハプニングだけに、親方のリアクションも相まってその面白さが倍増したというどこか“ほっこり”する珍事。千秋楽を終え、Xでは「相撲ロス」の言葉が数多く見られたが、七月場所は東京・両国国技館から場所を移し、名古屋市北区の名城公園内に新たに建設されるIGアリーナのこけら落とし公演として7月13日(日)より開催される。

 今場所を制した大の里。そして千秋楽の結びの一番で、全勝の大の里を豪快な上手捻りで下して横綱の意地を見せた豊昇龍。2人の力士を筆頭にどのような熱戦が繰り広げられるのか、注目したい。(ABEMA大相撲チャンネル)

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2025年11月場所 千秋楽

更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

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