5月25日放送の『ABEMAスポーツタイム』で、MLBの日本人選手たちの活躍を紹介。ドジャース大谷翔平選手の打撃について、コメンテーターの川﨑宗則が“スイング圧”に着目し解説した。
6月に調子を上げることから 「ミスター・ジューン」とも呼ばれた大谷選手は今月20日に第17号を放ち、5月にして早くも2ケタHRというメジャーでは自身初となる記録を達成。ゲストの元プロ野球選手・糸井嘉男は、「今季バットの長さを変えてしばらくはアジャストできていなかったが、5月に入り徐々に自分のものにしている」と分析した。
さらに番組では、大谷選手の平均スイングスピードに着目。今季平均は約123キロ(76.4マイル)だが、先日の第17号は約119キロ(73.9マイル)と、やや遅め。MLBでは“ファストスイング(FS)”と呼ばれる数値があり、約120キロ以上のスイングを指すが、それを下回るスピードだった。
大谷選手の好調とFSの矛盾について川﨑は、「今季はバットが少し長いため、遠心力がかかる。なので外の球もスイング圧、飛距離が落ちないような圧がかかっている」と解説。糸井も「球がバットに当たってからが重要。大谷くんはそこからが長い。スイングの速さではなく、圧で押し込む」と補足していた。
(ABEMAスポーツタイム)




