韓国の新大統領に、最大野党「共に民主党」の前代表、李在明(イ・ジェミョン)氏が就任した。大統領選挙は、4月の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の罷免によって行われたが、その要因となった2024年12月の「非常戒厳」によって、韓国は混乱に陥った。
前政権の評価がどうなるか注目されるなか、日本国内での関心事は“日韓関係”だ。尹氏は日本に理解的な姿勢を示していたが、李氏はかつて日本を「敵性国家」と呼び、福島第一原発の処理水放出を「第2の太平洋戦争として記録される」などと表現していた。
しかし、今回の選挙戦で、李氏は「文化交流や韓日協力の分野に対しては、積極的で開放的だ」と発言している。韓国国内の受け止めを見ていると、一方で、反日・親日どころではない現状も見えてくる。『ABEMA Prime』では専門家に聞いた。
■韓国は“右”と“左”で分断 最重要は北朝鮮と中国
