Fラン大学はいらない?
【映像】約30年で急増した定員割れ大学(数値比較)
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 定員割れが続く“Fラン大学”の存在価値をめぐり、改めて議論が巻き起こっている。Fラン大学とは定員割れで不合格者が少なく、偏差値を明確にできない大学を指し、BF(ボーダーフリー)大学とも言われ、偏差値が低い大学の総称としても使われることがある。少子化が進み、2024年度には全国の私立大のうち59.2%が定員割れを起こしているという調査結果もある。Fラン大学の中には算数の「四則演算」や英語の「be動詞」など、中学までの義務教育で学ぶような内容の講義もあり、これが「高等教育でやる内容か」と問題視されている。

【映像】約30年で急増した定員割れ大学(数値比較)

 「ABEMA Prime」では教育に携わる専門家とともに、Fラン大学の価値について議論。子どもの数に対して多すぎる大学が「どんどん淘汰される」という意見は一致した一方で、教育内容や存在価値については様々な見方や可能性があるという声が交わされた。

■義務教育レベルの講義が…Fラン大学の問題点
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