この結果、羽生九段の2期連続の決勝進出が決定。決勝戦では、伊藤叡王ー広瀬九段戦の勝者と藤井王座への挑戦権をかけて戦う。終局後、羽生九段は「しっかり調整して次の対局も全力で臨みたい」と決勝戦への意気込みを語った。
名誉王座資格保持者の羽生九段が挑戦権を獲得した場合は、2017年以来8期ぶり26回目の五番勝負登場となる。また、タイトル戦では2023年の王将戦七番勝負以来で、藤井王将と大激戦を繰り広げた以来の“再戦”にもあと1勝に迫ることとなった。
今期の王座戦開幕局は9月4日、シンガポール・セントーサ島の「アマラ・サンクチュアリ・セントーサ」で行われることが決定。羽生九段は藤井王座の挑戦者として共に海を渡ることができるのか。決勝戦の星のゆくえから目が離せない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)




