将棋界をけん引するトップ棋士のあまりにも若すぎる脳年齢に、ファンも驚くばかりだった。第10期叡王戦五番勝負第5局が6月14日、千葉県柏市の「柏の葉カンファレンスセンター」で指され、伊藤匠叡王(22)が挑戦者の斎藤慎太郎八段(32)に勝利。伊藤叡王が3勝2敗でタイトル初防衛を決めた。最終局の前日には、両対局者が開催地が推進するスマートシティーツアーに参加。伊藤叡王が脳年齢測定に挑戦し、驚きの数字を叩き出した。
対局前日の13日に開催地の柏市入りした伊藤叡王と斎藤八段。柏の葉エリアが推し進めるスマートシティー事業を見学するため、ツアーに参加した。
商業施設のららぽーと柏の葉の館内にある「まちの健康研究所 あ・し・た」では、伊藤叡王が脳年齢測定にチャレンジ。モニター上にランダムに配置された数字を順番に押していくテストで、伊藤叡王は笑顔を浮かべながらサクサクとこなしていた。判定結果は、『今日のあなたの脳年齢は“10歳”です』という驚きのもの。伊藤叡王にとっても想像以上の好成績だったようで、「良かったです(笑)」と満足気な表情を見せていた。
若さを通り越して小学生とも競えるレベルの測定値に、ファンは驚がく。「お子さまやん」「盤面を広く見るのは棋士は得意だろう」「すげー」「まだまだ育ちざかり!」「さすが柔軟」「やはりずばぬけ」「逆に若すぎる」と多数のコメントが寄せられることとなった。
“将棋の神は早熟を好む”……?




