少子化に歯止めがかからない日本。厚生労働省によると、2024年の日本人の出生数はおよそ68万人で、初めて70万人を下回り過去最少となった。さらに一人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標である「合計特殊出生率」は1.15と過去最低の結果に。
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石破総理は、出生数70万人割れを受け、若い世代の「所得の確保」を重要視。三原こども政策担当大臣も、少子化解消に向け、結婚や子育てへの精神的負担を減らすための支援を進めるとした。政府が少子化解消のポイントとしている若い世代の結婚と子育て。近年の婚姻件数をみると、コロナ渦となった2020年に大幅に減少、2023年には戦後、初めて50万組を下回り、いまも十分な回復ができていない。
少子化解消、婚姻数増加にはどのような対策が必要か。『ABEMA Prime』では専門家らと共に考えた。
■「令和の若者たちに“出会いクラッシャー”が起きている」
