【MLB】ドジャース 6ー1 ホワイトソックス(7月1日・日本時間2日/ロサンゼルス)
完璧にすくい上げての一発だった。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場し、4回の第3打席で30号ソロホームランを記録。時速187kmの強烈な当たりが右中間スタンドに突き刺さった。
ホワイトソックスの先発は、今季がMLBでのデビューシーズンの25歳右腕スミス投手。今季のスプリングトレーニングではドジャース戦で好投しており、大谷からも2奪三振を奪っていた。
公式戦では初対戦となるスミス相手に、春先の試合と同じく大谷は第2打席までタイミングが合わないのか、セカンドゴロと空振り三振で凡退。苦戦を強いられていたが、4回の第3打席で相手投手のピッチングに完璧にアジャストする。
2死で大谷に打席が回ると、カウント3ー2の6球目にスミスが投じたスライダーを完璧に捉えた。内角低めに変化したボールをすくい上げると、“打った瞬間”という強烈な当たりが、右中間スタンドに掲げられた日の丸の近くに吸い込まれた。
今季の第30号となる確信弾は打球速度187.2キロ!

