【NASCAR】第18戦 Quaker State 400(日本時間6月30日)/エコーパーク スピードウェイ
アメリカで人気のストックカーレース、NASCAR(ナスカー)で、シボレー・カマロに乗るチェイス・エリオットが今シーズン初優勝を飾った。また、この勝利を引き立てた同車のボディペイントが話題を呼んでいる。
レース序盤から天候不良による中断や多重クラッシュを挟んで、何度もトップが入れ替わる激しい展開となった今回のレース。160周目のステージ2のフィニッシュでは2位となった9号車エリオットだったが、その後は10位圏内で様々なドライバーと死闘を繰り広げていた。しかし残り3周で、集団のイン側を突いて順位を一気に3位まで上げると、残り2周でトップを走っていた6号車のブラッド・ケセロウスキーの後方につけた。そしてラスト1周となった瞬間、6号車のイン側を豪快に刺して、見事にトップに。そのまま逃げ切り劇的な優勝を果たした。
実況の増田隆生氏は「インから行った!」「地元のチェイス・エリオットが勝ちました! そして地元の病院の子どもたちがデザインしたマシンが勝ちました!」と、劇的な勝利とボディペイントに言及。ボディには水色ベースにハートやリボン、「NURSE(看護師)」と記載された女性などが描かれている。
というのも、このペイントは、エリオット自身がチャリティに貢献しているアトランタ小児医療センターで治療中の子どもがデザインしたもの。優勝後のインタビューでエリオットが、「人生最大の信じられないレースだった。ファンに感謝している」と話していると、このデザインを描いた少年、リアリン・ミルズが登場し、「彼(エリオット)はクールだ!」とコメントし、サーキットをさらに盛り上げている。
視聴者コメント欄も、「子どもたちの願いが届いたか」「今年のナンバーワンレースだわ」「このスキームで勝てるのカッコいい」「ちょっと感動した」「子どもたちも報われる」「可愛い看護師さん」「ヘルメットもスーツもかわいい」「デザイナーきたああ!」「デザインしたマシンが優勝したとかこれは一生の思い出になる」「勝つのかっこよすぎだろ」と活気づいていた。
さらにレース後、エリオットは自身のXで、子どもとハイタッチする動画とともに「リアリンとすべての子どもたち、この勝利は君たちのものだ」とコメントしている。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
次のページ■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?

