そして、若い世代の当事者として、「みんな、おバカじゃない。常に情報に触れていて、ある時に『いいな』と思った情報でも、翌日に流れてきた情報で『違うかも』と思う。熱しやすく冷めやすいから、急激に意見が大きくなり、みんなが陰謀論に流れることは、いまの世の中ではないだろう」と予想した。

 EXITのりんたろー。は、「切り抜き動画を入り口に、いろいろな情報に触れればいいが、エッジが効いたところだけを捉えてしまうと、そっちに引っ張られてしまい、豊かで幸せな社会から距離が出るのでは」と心配する。

 音楽プロデューサーの松尾潔氏は、「親しみを感じる“窓”としての機能は、悪いことではない。ただ、さほどファクトチェックの機能が働いていない現実と、それをジャッジできる個人が少ないことを考えると、非常に恐ろしい。窓である一方で、反射で分断を煽る“鏡”としての危うさは否定できない。ビジネスツールとしては悪いことではないと思いつつ、警戒心を持つ必要がある」と考えている。

■ウソや陰謀論に引っかからないためにできること
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