挑戦者の永瀬九段は、2009年10月に四段昇段。竜王戦2組(1組:7期)、順位戦A級(A級:5期)。タイトルは叡王1期、王座4期の通算5期。棋戦優勝は3回。将棋界でも屈指と言われる豊富な研究量を誇り、対局でも「負けない将棋」に徹し千日手や持将棋もいとわない。王位戦は今期が初挑戦。今期の王位戦では、リーグ戦白組を無敗の5連勝で駆け抜け、挑戦者決定戦で佐々木勇気八段(30)を破り藤井王位への挑戦権を獲得した。藤井王位とのタイトル戦は今期で6度目で、2025年では王将戦、名人戦に続く3度目となる。
これまでの両者の公式戦の通算成績は、藤井王位の26勝9敗。これまでのタイトル戦5度の対戦すべてを藤井王位が制しており、永瀬九段としては藤井王位からのタイトル奪取が最重要課題となっている。このシリーズでは、どのような激戦が繰り広げられるのか。持ち時間は各8時間の2日制。
(ABEMA/将棋チャンネルより)




