【NASCAR】第19戦 Grant Park 165(日本時間7月7日)/シカゴ・ストリートコース
NASCAR(ナスカー)の今シーズン唯一となる市街地レースがシカゴで開催された。レース終盤、トヨタ・カムリとシボレー・カマロの2台がマシンをぶつけ合う激しいバトルを展開し、ファンを興奮させている。
レースは終盤、残り8周となったあたりから、6~7位を走っていた23号車のバッバ・ウォレスと48号車のアレックス・ボウマンによる激しい順位争いが目立つようになった。多少であればマシンをぶつけることも厭わないストックカーのレースということで、コーナーごとにマシンをお互い、あるいはウォールにコンタクトさせている。
途中、白煙を上げつつインから強引に飛び込んだカムリが、自車とウォールとの間にカマロを挟み込むなど、戦いはさらに激化。解説の古賀琢麻氏は「まさに意地の張り合いですよ」と評し、実況の増田隆生氏も「いま先頭争いよりこちらの方がレースとしては面白いということで、中継カメラもずっとこちらを捉えています!」と語った。
それもそのはず、この2人は「インシーズン・チャレンジ」というNASCARの新制度でマッチアップする相手同士だった。このシステムは総勢32名のレギュラードライバーがシーズンレースをこなしながら別基軸で100万ドルの優勝賞金をかけたトーナメント戦を実施するというもの。ちなみに、アトランタ、(今大会の)シカゴ、ソノマ、ドーバー、インディアナポリスの5戦が「インシーズン・チャレンジ」の対象ラウンドとなっている。
数周にわたってマシンを激しくぶつけ合った2台だったが、コーナーから立ち上がった際に後方から押されたウォレスのカムリがスピンしてしまう。2人のドライバーによる100万ドルをかけた争いはここで決着が付くことになった。
この2台の激しい競り合いを観続けた視聴者からは、「小競り合いがすごい」「激しいw」「すげー喧嘩レース」「肉弾戦だー!」「押す押すーw」「撃墜した」「あぶねぇって!!!」と、大盛り上がりのコメントが書き込まれた。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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