【MLB】ジャイアンツ 1ー2 ドジャース(7月12日・日本時間13日/サンフランシスコ)
5度目の登板も圧巻の内容だった。
ドジャースの大谷翔平投手はジャイアンツ戦に「1番・投手」で先発登板。ナショナル・リーグ西地区のライバルであるジャイアンツを相手に3回無失点の好投を見せた。中でも1回に見せた圧巻の三者連続三振に絶賛の声が上がっている。
首位を争う地区のライバルであるジャイアンツは、長距離打者こそ少ないものの粘りのある打者が多く、投手としては厄介なラインナップ。それでも大谷はオラクル・パークのマウンドに上がり先頭打者のヤストレムスキー外野手を迎えると、いきなり153キロのストレートを投じた。これは低めに外れてボールとなったが、その後も155キロのストレートでファールを打たせ、3球目に投じた157キロのストレートは見送りと軽々と追い込むと、最後は159キロのストレート。それも見逃せばボールだったと思われる高めの球だったが、ヤストレムスキーはスイングして空振り三振。まるでホップしたかのような軌道に驚いた様子だった。
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