勝利した藤井王位は「形勢判断のできない局面が多く、途中は自信がないところもあったがはっきりと悪いと思った局面はなく、非常に難しい将棋だった」とコメント。
阿久津八段は、「お互いの研究の深さもあるが、中終盤の中央での揉み合い、最後はギリギリの詰む詰まないの読み合い。外野から見ていれば評価値を見て『これは残っているよ』となるが、やっている方はあらゆる変化をすべて読んでいる。かなり怖い順だったが、藤井王位らしい見事な読み切りだった」と総括。藤井王位と永瀬九段の両者が激突したからこそ生まれた一局を称賛していた。
“真夏の七番勝負”として親しまれている王位戦は、藤井王位が2連勝中。このまま防衛6連覇へ突き進むのか、永瀬九段が猛追するのか。注目の注目の第3局は7月29・30日、北海道の新千歳空港に直結する「ポルトムインターナショナル北海道」で予定されている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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