小技の利く選手を2者連続で塁に出したくないとばかりにケイは150キロ台のボールで押す投球で矢野と対峙したが、カウント1-1からの3球目、ケイが153キロのツーシームをインコースに投げた瞬間、一塁ランナーの羽月が盗塁を敢行した。
解説の笘篠賢治氏が「完璧」と舌を巻いたそのスタートはまさにロケットスタート。あまりの好スタートに慌てたのか、ケイの投球を受けた山本祐大捕手はボールをつかみ損ね送球すらできず。目を送った際にはすでに羽月は二塁へとヘッドスライディングを見せていた。
犬種と俊足がウリでレギュラーを掴みつつある羽月。それだけにファンもSNSで「セーフティバントから盗塁、さすが羽月」「このまま盗塁王目指そう」とチームに現れた新たなスピードスターに注目している様子だった。
(ABEMA de J SPORTS)


