【NASCAR】第20戦 Toyota / Save Mart 350(日本時間7月14日)/ソノマ・レースウェイ
全米で人気のストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の今季第20戦が開催。レース終盤に発生したスピンが複数台のマシンに混乱をもたらした。
レースは終盤、数周のイエローコーション期間が終わり、残り12周のところでリスタートされた。しかし1周もしないうちに、11位前後を走っていた4号車のノア・グラーグソンのフォード・マスタングがスピン。リスタート直後でマシンが密集していたこともあり、複数台のマシンが巻き込まれ、周辺が白煙で包まれた。
すかさず解説の桃田健史氏が「回った!」と絶叫し、実況の野村達也アナウンサーが「ここは避けきれずのクラッシュになってしまった」と語る。フロント部分を大破した4号車はコース上で停車して動けなくなり、レースはまたもやイエローが出された。仕切り直しとなり、トップ争いにも影響を与えることとなった。
リプレイ映像を見ると、右コーナーの入り口で、4号車は前方と後方のマシンに挟まれる形で接触してスピンしている。「この狭いところで3ワイドでのバトル」と野村氏が言ったとおり、4号車のすぐ後方には3台横並びでたくさんのマシンがいたが、その多くは多重クラッシュを回避することに成功。桃田氏も「綺麗にみんな避けましたね」とコメントしている。
結果的に、このアクシデントには6台以上のマシンが巻き込まれたが、特に大きな影響を受けたのは、60号車のライアン・プリースと43号車のエリック・ジョーンズだった。プリースのマスタングはスピンした4号車に激しく当たり、フロントフェンダーがめくれ上がったまま走行することになり、ジョーンズのトヨタ・カムリは後方から別のマシンに当てられてスピンしてしまった。
NASCARの公式Xアカウントでもこのシーンが取り上げられており、「リスタート直後、4号車がスピンし、車列が散り散りに!」とコメントが添えられている。また、すぐ後にはノア・グラーグソンが病院で検査を受けて、無事が確認されたことも報告されている。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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