ドジャース打線は両リーグトップタイの11勝の右腕・ペラルタの前に沈黙し、ベンチは重苦しいムードが漂い、本拠地に詰めかけたファンも静まり返ってしまう事態に。そんな状況でも決して諦めないのは大谷だ。試合が始まると大谷はロバーツ監督の後ろに立ち、ペラルタの投球に小さくステップを踏みながらタイミングを合わせる姿が見られた。
それでも前を向く大谷は、投球のタイミングを合わせて調整を継続。すると、その成果が3回裏の第2打席に現れた。無死一塁の場面でペラルタの甘く入った初球のチェンジアップを、大谷は狙いすましたようにバット一閃。左中間に飛んだライナー性の打球は打った瞬間に"それ"とわかる第33号2ランとなり、この後もドジャース打線がつながって同点に追いついた。
入念な準備から生まれた33号に、試合を観戦したファンはSNSで反応し、「大谷さんの気持ちで放った一発だったな」「やっぱマジすごいんだよ」「タイミング、完璧」「ベンチでの素振りの成果だなw」など、多くの反響が寄せられた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


