この取組を受け、解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「(大の里は)当たってないですね。半歩遅かった。立ち遅れのような感じですけど、伯桜鵬の瞬発力の方が良かったですね。同時に立ってますから」と説明。さらに花田氏が「引いたらダメですよ」と指摘すると、実況を務めた元NHKの藤井康生アナウンサーは「あそこ我慢できなんですよ」と大の里の弱点と思われる点について言及。花田氏も「我慢できないんですよね。長い相撲が取れない」と話していた。
そんな中で21歳の伯桜鵬は行司の木村庄之助から懸賞を受け取った。その瞬間、藤井アナは「56本の懸賞を鷲掴みです」と伝えたが、その特大のご褒美に相撲ファンは「どかっと大懸賞!」「大盤振る舞い」「がっぽりだ」と反応したほか、「お節料理のお重のよう」と分厚さを喩える者もいた。
なお、先場所から、力士が受け取る懸賞金の中身が従来の3万円から1万円に減額。懸賞は1本7万円で、協会手数料の1万円を除き、勝った力士は6万円を獲得する。従来は3万円が積立金となり、残り3万円は土俵上で行司から直接渡されていたが、1本あたり5万円が振り込まれることとなった。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗


