【MLB】カブス 4—12 ロイヤルズ(7月21日・日本時間22日/シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手がMLBキャリア初の「3番・センター」で先発出場。終盤、得点差が開いた状況でカブスの同僚野手がマウンドにあがり、最後はセンターの鈴木が打球速度179キロのボールを捕球して1回を無失点に封じる珍しい場面があった。
これまでライトで321試合、DHで131試合、レフトで14試合に先発した鈴木は、メジャー477試合目にして自身初のセンターでスタメン。試合は9回表まで進み、この時点でカブスは8点差を付けられていたため、マウンドには今季野手として48試合に出場しているジョン・バーティーがあがることとなった。
投手としては今季3試合目の出場となったバーティーは僅か3球で2死を奪う。続くロイヤルズのガクリオンに対して投じた2球目、高めに甘く入った66.4マイル(約107キロ)のスライダーを痛打されると、打球速度111.4マイル(約179キロ)に達した鋭いライナーがセンターへ。投げたベーティーはすぐさま後ろを振り向いたが、鈴木は後ろに下がりながらしっかり打球をグラブに収めた。
MLBで初めてセンターで先発した鈴木の捕球で、野手登板したベーティーの無失点イニングが完成する珍しい場面に本拠地リグレー・フィールドの観客は拍手喝采。6回にフェンス際の打球をジャンプして好捕するなど、不慣れなポジションで再三の守備機会をミスなくこなした鈴木にとっても、このアウトが同ゲーム最後の守備機会となる珍しいシーンだった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
この記事の画像一覧PCA beats out an infield single
— MLB (@MLB) July 13, 2025
Seiya Suzuki scores from second base@Cubs steal a run with great baserunning! pic.twitter.com/DfPYa3aq19


