【写真・画像】レースが「終わりません!」 残り2周で“またも”…異例の“延長戦追加”を招いた大混乱に実況絶句「まさかこんな最後の最後に荒れるとは」 1枚目
【映像】「ほぼ直線」で再開直後に“不可解スピン”
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NASCAR】第21戦 オートトレーダー・エコーパークオートモーティブ 400/ドーバー モータースピードウェイ(日本時間7月21日)

【映像】「ほぼ直線」で再開直後に“不可解スピン”

 全米で人気のストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の第21戦がデラウェア州のドーバーで開催された。レース中断後、リスタート時に発生した多重クラッシュに注目が集まっている。

 レースは終盤、残り15周で豪雨による赤旗中断となり、雨が止むまで長時間のインターバルを挟むことになった。そして、残り9周でレース再開の緑旗が振られると、トップ争いは11号車のデニー・ハムリンと20号車のクリストファー・ベル、2台のトヨタ・カムリが競い合うことになる。

 しかし、横並びのサイド・バイ・サイド状態のまま一周しかけたターン4の立ち上がりで、イン側にいたベルのマシンが突如スピン。先頭のマシンのスピンに対して、後続のマシンが一斉にこれを避けようとしたが、ノア・グラーグソンの4号車と、ウィリアム・バイロンの24号車も巻き込まれたのか、コース内側のウォールにクラッシュする映像が流れた。

 解説の田健史氏は「ほぼストレートですよ」と嘆いたが、それも後の祭り。ベルのカムリは一気にトップ争いから脱落してしまった。リプレイ映像で見直すと、イン側にいたベルの方からハムリンに寄せているようにも見え、ここに関しても桃田氏は「ターン4の流れのルースですね」とのこと。つまり、ターン(コーナー)立ち上がりでグリップが足りず、外側に膨らみながらスピンしてしまったようだ。

 また同じくリプレイ映像を見た実況の増田隆生氏が、「巻き込まれたかと思ったんですが、グラーグソンとバイロンはまた別のスピンなんですね」と報告。さまざまな角度のリプレイ映像を確認すると、2台はベルとは直接接触しておらず、接触を避けようとブレーキングをかけたバイロンに対してグラーグソンが突っ込んでしまったようだ。

 よりによってフロントロー(先頭)のマシンがスピンしたために、後方でもほぼ同時にアクシデントが発生する悲劇となった。ちなみに、残り8周のレースを終えて、20号車のベルは18位フィニッシュ。4号車のグラーグソンと24号車のバイロンはリタイアとなっている。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)

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