【MLB】エンゼルス 4ー1 マリナーズ(7月27日・日本時間28日/アナハイム)
エンゼルス戦で26歳の若き主砲、アデル外野手がフェンス際の打球をジャンピングキャッチ。ビッグプレーに、ベンチではトラウト外野手が手を上げて激賞し、球場もどっと沸いた。また、エンゼルスの公式Xや番記者もこのプレーを取り上げて称賛し、話題となっている。
スーパープレーが生まれたのは6回。1死走者なしの場面で、エンゼルスの右腕ヘンドリックスが投じた86.9マイル(約140キロ)のシンカーを、マリナーズのクロフォード外野手が捉えた。ボールはセンター方向へ103.0マイル(約166キロ)の打球速度で伸びていき、センターのアデルもそれに合わせて背走。そのままフェンスオーバーかと思われたが、アデルがジャンプ一番、左手を伸ばしてキャッチ。飛距離401フィート(約122メートル)に達した大飛球を捕球した瞬間、エンゼルスタジアムの観客は一斉に沸き上がり、ベンチではエンゼルスナインが立ち上がって喝采。トラウトも拍手の後、アデルの方を指差しながら激賞した。
このプレーに現地実況も「ジョー・アデルがセンターで(ホームランを)強奪した!」と興奮気味に伝えた。また、エンゼルス番の記者として知られるジェフ・フレッチャー氏は自身のXで「ジョー・アデルはこれまでにもいくつかのホームランキャッチを見せてきたが、すぐに思い出せる限りでは、これが彼のキャリアで最高のキャッチだと考えています。(もしかしたら何か忘れているかもしれないが)」とツイート。エンゼルス公式Xも「ジョーダン・スコット・アデル」というシンプルな投稿に“ホームランキャッチ”の写真を添えて称賛するなど話題となっている。
26歳のアデルは今季ここまで99試合に出場し、打率こそ.233と低いものの、トラウト(19本)を上回る本塁打21、打点60の成績を残している。大谷翔平の在籍時に仲の良い姿が見られた若き主砲の守備がファンや関係者を唸らせる一幕となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
【映像】番記者も称賛!スーパーキャッチの瞬間

