将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将、23)と挑戦者の永瀬拓矢九段(32)が激突する伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負は7月29日、北海道千歳市の「ポルトムインターナショナル北海道」で第3局の対局を開始した。シリーズは、6連覇を目指す藤井王位が2連勝。本局で防衛に“王手”をかけることができるか、永瀬九段が待望の初勝利を飾るのか。注目の一戦が始まった。
「真夏の七番勝負」としてファンに親しまれている王位戦七番勝負。6連覇がかかる藤井王位と王位初挑戦となった永瀬九段による第3戦は、北海道千歳市を舞台に争われる。対局場の「ポルトムインターナショナル北海道」は、2020年2月に新千歳空港国際線旅客ターミナルにオープン。「旅に出逢いと彩りを」をコンセプトに、日本の多彩な美術・工芸品を展示していることも特徴だ。将棋のタイトル戦は初開催とあり、この空間でどのような名局が生まれるのか期待が寄せられている。
“真夏の七番勝負”これまでの2局を振り返る




