将棋の藤井聡太王位（竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将、23）と挑戦者の永瀬拓矢九段（32）が激突する伊藤園お～いお茶杯第66期王位戦七番勝負は7月30日、北海道千歳市の「ポルトムインターナショナル北海道」で第3局2日目の対局を行っている。注目の一戦は中盤の難所を迎えており、今後の展開から目が離せない。
藤井王位が6連覇に王手をかけるか、永瀬九段が待望の初勝利を飾るか。大きな注目を集めている“真夏の七番勝負”第3局。本局は、新千歳空港国際線旅客ターミナルに直結するホテル「ポルトムインターナショナル北海道」を舞台に争われている。
本局は、先手矢倉、後手雁木の持久戦の出だしから、互いの構想を探るようにスローペースな展開に。1日目の夕方に藤井王位から仕掛けて本格的な戦いへと突入した。永瀬九段の封じ手開封から始まった対局2日目もじっくりとした進行から中盤の難所を迎えている。
昼食休憩を前には、永瀬九段が強い踏み込みを決断。いよいよ決戦が見込まれており、今後の両者の選択に注目したい。持ち時間は各8時間。
藤井王位、永瀬九段の昼食メニューをチェック
