勝利した藤井王位は、「序中盤の手の組み合わせが非常に難しく、考えていてもわからないところが多かったのでしっかり振り返りたい」と総括。「4局は少し間が空くので、しっかりと良い状態で臨めるように次局に向けて取り組んでいきたい」と静かに次戦を見据えていた。
一方、3連敗で後がなくなった永瀬九段は、「先手が主張できるか難しいかと思っていたが、中盤の組み立てが良くなかった気がすると思うので改善点が多いのかなと思う」とコメントしていた。
この結果、シリーズ成績は藤井王位の3勝0敗。防衛6連覇に“王手”をかけた。8月19・20日に宗像市で行われる第4局が決着局となるのか、挑戦者の永瀬九段が踏ん張るのか。熱戦続きの“真夏の七番勝負”から、ますます目が離せない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





