将棋の伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負が7月29、30日に北海道千歳市で指され、藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将、23)が挑戦者の永瀬拓矢九段(32)に勝利した。対局前日の28日に千歳市入りした両者は、新千歳空港内の除雪センターを見学。藤井王位は独特の着眼点で積極的に質問を繰り出し、周囲を驚かせていた。
新千歳空港国際線旅客ターミナルに直結するホテル「ポルトムインターナショナル北海道」を舞台に争われた“真夏の七番勝負”第3局。対局前日に千歳市入りした両者は、安全運航を支える特殊車両を見学した。
藤井王位は空港対局を意識してか、飛行機がデザインされた紺色のネクタイを着用。対局地にちなんだ織物や柄を選ぶことの多い藤井王位は、本局でも粋な心遣いを見せていた。
「斜め45度くらいに付いているのはどういう理由があるんですか?」




