最初に向かったのは除雪センターだ。厳しい冬季には全96台のものスノースイーパが稼働し、一晩で滑走路を含む新千歳空港全域の除雪を行っているという。鮮やかな黄色が目を引く除雪用車両を間近で見学した藤井王位と永瀬九段は、担当職員の説明に熱心に耳を傾けていた。
除雪車の前方には雪を押し分けて除雪するための板状の装置『プラウ』が設置されているが、藤井王位はその角度に着目。担当職員へ、「斜め45度くらいに付いているのはどういう理由があるんですか?」と質問した。
角度は『プラウ推進角可変装置』によって調整されており、雪を流す方向を決めているという。角度によって雪の負荷が変わるといい、最も負荷量が少ない角度に設定される。普段は45度、30度の角度で除雪が行われている。
アメダスで各地の積雪量の推移を調べるのが冬の日課!?




