【MLB】カブス3-4オリオールズ(8月2日・日本時間8月3日)
8月2日(日本時間8月3日)に行われたシカゴ・カブス対ボルティモア・オリオールズの一戦で、オリオールズ・菅野智之が投じた渾身の直球に、“PCA”ことピート・クロウ=アームストロングが空振り三振、リアクションが話題となっている。
3回裏・カブスの攻撃、2死一塁の場面で打席に立った4番のクロウ=アームストロングに対して菅野は、初球、外角高めのボールゾーンへと投じた149km/hの速球、2球目、外角やや低めのボールゾーンへと投じた135km/hのスライダーで、まずクロウ=アームストロングの出方を窺うと、3球目、外角へと投じた127km/hのカーブで見逃しを誘ってカウント2-1に。続く4球目、菅野は3球目より少し内に入れる形で、真ん中やや高めへと投じた142km/hのスプリットでファウルを打たせてカウント2-2とすると、勝負の5球目は内角高め、近いところへと投じた151km/hの直球。
これをクロウ=アームストロングは豪快なフルスイングで打ちに行くも空振り。するとクロウ=アームストロングは、バットを回転させるように高々と放り投げて立ち去る“お手上げ”リアクションを披露することとなった。こうした菅野の渾身の1球と、クロウ=アームストロングが見せた凡退リアクションに、ファンからは「そらキレる」「八つ当たりw」「PCAが完全に翻弄されとる」「最初の2球が効いとるんよな」「コントロールも配球も完璧」「菅野さんの直球は球速以上の速さに見える」「さすがベテラン」といった様々な反響が巻き起こることに。
なお、この日の菅野は5回・95球を投げて被安打5、奪三振5、与四死球、失点3と、打線の援護もない中で、ベテランならではの粘りの投球で試合を作ることに。勝ち星こそつかなかったものの、チームの逆転勝利を呼び込む働きを見せることとなった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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