【MLB】ドジャース2-3カージナルス(8月4日・日本時間8月5日)
8月4日(日本時間8月5日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対セントルイス・カージナルスの一戦で、ドジャースのムーキー・ベッツへの“微妙な判定”を巡り、ベンチのデーブ・ロバーツ監督をはじめ、コーチ陣やチームメイトが見せたリアクションが話題となっている。
6回裏・ドジャースの攻撃、2死走者なしの場面で迎えた2番・ベッツの第3打席。この打席でベッツは、過去2打席、完璧に抑え込まれているカージナルス先発のベテラン右腕ソニー・グレイとの対戦となったが、高低に散らすグレイの投球を慎重に見極めつつ、平行カウントとすると、勝負の5球目は、外角低めのボールゾーンへと投じられた136km/hのスライダー。これをベッツはボールと見て、冷静に見送ることとなったものの、球審は一拍置いてまさかのストライクをコール。するとベッツは、この判定に思わず唖然とした様子で、しばし打席で佇むこととなった。
こうした“微妙な判定”に、ベンチの最前列で戦況を見守っていたロバーツ監督は、声を荒げながら両手を挙げて天を仰いだあとで、すっかり意気消沈した様子でフェンスにもたれかかり、ベンチに座る大谷も驚いた様子を見せることとなった。この光景を観たファンからは「そりゃキレるw」「ロバーツさん激おこ」「大谷さんもやられたしな」「これはベッツかわいそう」「審判メチャクチャだな」「今日はこんなんばっかやな」といった様々な反響が巻き起こることに。
この試合では、3回裏の大谷の第2打席でも“微妙な判定”があり、大谷も思わず驚いた表情を見せた場面が。早ければ来季から、“ロボット審判”ことABSが公式戦でも導入されるという話はあるものの、今季は従来通り、球審による判定となるため、今後もしばらくの間、こうした“微妙な判定”に、多くの選手とファンが悩まされそうな気配だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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